【事例コラム第2回】大阪府S様 保険会社から度々認知症対策の保険を勧められ不安に…
【解決方法のポイント】
① 心配の種 認知症になったときにどうなるのかを考えてみましょう!“金銭的負担が増えること”、”介護等の必要性が生じてくること”、”自身で財産管理ができなくなる”等 様々な問題点が発生してきます。
金銭的負担・今後の介護資金等を検討する(認知症保険の活用等)
ここで、金銭的負担という部分では、近年、世間のニーズに併せて、”認知症保険”というのが保険各社で商品として販売されるようになりました。
認知症発症前のMCI段階で、保険金があるものなんかも販売されてきています。
介護認定を受けたら、それにより保険金が下りるというものもあります。
また、保険金請求についても認知症になってしまったら、本人ではできなくなってしまいますが、その対策として “指定代理人”という保険請求できる人を先に決めておくようなことも可能な保険もあります。
ここでは、いったん保険の見直しをしておくのが良いでしょう。“財産の見直し”
自分の財産を整理するなかで、思いのほか、堅実に貯蓄をしてきていることが分かりました。かなり節約して生活してきましたが、残りの人生を自分たち夫婦の快適な生活のために使いたいと思い、夢のマイホームの購入をすることになりました。 これも終活の一環ですね。 “住環境の検討” 財産の見直しをしたところ、賃貸でご夫婦が思うようなところで暮らすよりも、マイホーム購入の方が収支は見合ってくると判明しました。 ご相談者が現在お住まいの公営住宅は、エレベーターがなく、階段の昇り降りもつらくなってきましたし、台風災害等も怖くなってきましたので、こういったことも踏まえ、、エレベーターがあるマンションで、住居人は同年代の方が多いところというのが条件に挙がってきました。 専門家の視点としましても、万が一、介護施設に入居することも考えて、処分・管理・賃貸と方法があるマンションをご購入されるのは、良いと思います。“財産管理”
認知症になったら、財産管理ができなくなってしまうが、信頼できる家族を任意後見人として、任意後見契約を行うことで、解決できます。<次回へと続く・・・>
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