目次

1 はじめに

2 代位登記・債権者代位権とは

3 債権者代位権の要件

4 代位登記がなされたときの対応

5 まとめ

 

1 はじめに

今回は、代位登記について解説させていただきたいと思います。代位登記とはなにか、債権者代位権、代位登記がなされたときの対応について解説します。

 

2 代位登記・債権者代位権とは

代位登記は、法律の規定により、債務者の有する登記申請権を債権者が自己の債権を保全するため、代位行使して登記を申請すること又はそうして行われた登記のことです。法律の規定によると「債権者は、自己の債権を保全するため必要があるときは、債務者に属する権利(以下「被代位権利」という。)を行使することができる。」とされています。これを債権者代位権といいます。

 

3 債権者代位権の要件

債権者代位権を行使するためには①被保全債権が存在すること②被保全債権の履行期が到来していること③保全の必要があること④債務者の一身に専属する権利及び差押えを禁じられた権利でないことの要件を満たす必要があります。なお、一身に専属する権利はその権利の性質等により、特定の者のみが行使でき、また享有することができる権利のことです。具体的には生活保護受給権などがこれにあたります。

 

4 代位登記がなされたときの対応

代位登記が行われる例として被相続人又は相続人の債権者がする場合、税金の滞納等により行政がする場合等が考えられます。相続登記が未了の場合における代位登記は法定相続分でなされます。相続人が複数人で法定相続分以外の割合で不動産を相続したい場合でも債務を弁済することで差し押さえを解除した後、遺産分割等をして持分移転登記をすることで名義の変更ができます。なお、代位登記がされた後不動産を売却する等の場合は、代位登記により登記名義人となった人に登記識別情報(権利証)が交付されないことから登記手続きが複雑になるため注意が必要です。

 

5 まとめ

以上が、代位登記についてのお話でした。登記手続きは、専門的な知識が必要であり複雑です。したがって、各種専門家にお願いすることが安全であると思われます。

 

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